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Parsec

Parsecのご紹介

スペクトラル・シンセシスのParsec、新登場。

Parsecスペクトラル・シンセサイザーの登場です。アディティブ・シンセシスによる先進のサウンドをReasonラックに導入できます。2基の独立したサウンドエンジンを搭載し、1ボイスにつき最大1024オシレーターを内蔵、広範な音作りが可能な各種ツール、内蔵エフェクト、そして自由度の高いモジュレーション部を内蔵したParsecにより、これまでにない新しいサウンドを引き出すパワフルなツールとして活躍します。

最新のシンセシスエンジンとストレートで分かりやすいユーザーインターフェイスで、一般的なサブトラクティブ方式のシンセサイザーでは得られなかった複雑なサウンドも自在に引き出せます。膨大なサウンドバンクにはクリアで硬質なデジタルサウンドから濃密で包みこむようなパッドサウンド、リッチなテクスチャーサウンドやリアルなインストゥルメントサウンドまで、Parsecの可能性を十分に引き出した幅広いサウンドを内蔵しています。また、音作りも分かりやすいインターフェイスにより、ディープなエディットによる異次元サウンドもシンプルな操作で引き出せます。

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Parsec デモサウンド

Parsecの音作り

Parsecのサウンドはジェネレーターが出発点です。アナログシンセで言えばオシレーターに相当します。Parsecでは、1ボイスにつき最大512オシレーター(パーシャル)を使用し、倍音を追加してサウンドを作り出します。倍音が多いほど音色はブライトになり、より細かな表情のあるサウンドになります。ジェネレーターでは、12タイプのアルゴリズムを内蔵し、そのうち1つを選択して音作りを進めることができます。アルゴリズムの中には、ノコギリ波や矩形波といったシンプルな波形のものもあれば、弦が振動する様子をモデリングしたものや、非常に複雑な倍音構成のサウンドもあります。

ジェネレーターで作り出したサウンドを加工するのが、モディファイアです。Parsecに内蔵の2つのサウンドエンジンのそれぞれに、2基のモディファイアが内蔵され、各モディファイアには22タイプのアルゴリズムが内蔵されています。このアルゴリズムの中にはローパスフィルターやハイパスフィルターのエミュレーションや、PWM(パルス・ウィズス・モジュレーション)をシミュレートしたもの、多段階に積層したバンドパスフィルターなども内蔵し、幅広い音作りに対応できます。

もちろん、モジュレーションによるダイナミックな音作りも簡単にできます。Parsecにはエンベロープジェネレーターが3基内蔵され、このうち1つはループさせることもでき、複雑な波形のLFOとしても利用できます。また、Parsecのモジュレーションバスは、豊富なモジュレーションソースからParsecの各パラメーター(ターゲット)に自由に接続でき、自由な音作りを簡単に行なえます。さらに、パネル面をフリップすれば、他のReasonデバイスと同様、バックパネルが表示されますので、CV/ゲートによる音作りの世界に没入できます。

豊富な倍音を含むオシレーターからフィルターなどで倍音をフィルタリングするサブトラクティブ・シンセシス(減算合成)とは異なり、倍音を追加していくアディティブ・シンセシス(加算合成)はこれまで、比較的操作が難しいシンセシス方式のひとつでした。技術的な側面では、コンピュータの性能が飛躍的に高くなった現在になってようやく操作のしやすいアディティブ・シンセサイザーを開発できるようになったと言えます。これにより、複雑なサウンドや高精細なインストゥルメントサウンドでもマシンパワーを気にすることなく使用できます。それだけではありません。Parsecでは独自のプロセッシング方法により2つのシンセエンジンで1ボイスにつき合計最大1024ものオシレーターを、コンピュータに大きな負荷を加えることなく使用できるのです。

Reasonラックの新たなメンバーとして

Parsecでは、Reasonのパワフルなオートメーション機能やCV/ゲートを使用したコントロールなども、他のReasonデバイスと同様、自在に行なえます。

また、Parsecにはオーディオ入力もありますので、Parsecにオーディオ信号を入力し、非常にパワフルなボコーダーとしても使用できます。

アディティブ・シンセシスとは?

Parsecは、アディティブ・シンセシスを採用しています。アディティブ・シンセシスとは、多くのサイン波オシレーター(各サイン波が各倍音を担当します)をまとめて発音させてひとつの音色を作り出す方式です。この時、各倍音を担当するオシレーターの音量変化などもコントロールして様々な音色を作り出します。

豊富な倍音を含んだオシレーターの原形波をフィルターなどで加工する、一般的なサブトラクティブ・シンセシスとは大きく異なる、むしろ逆の発想による音源方式です。このため、アディティブ・シンセシスでの音作りには発想の転換と多少のコツが必要となりますが、Parsecでは、ジェネレーターやモディファイアに豊富なアルゴリズムを内蔵し、一般的なサブトラクティブ・シンセシスでは難しかった音色も簡単に作り出せます。そのサウンドは、スタンダードなアナログシンセ・タイプのサウンドはもちろんのこと、非常に複雑な倍音構成のサウンドや、刻々と変化するような動きのあるサウンドなど、非常に幅広い音作りを行えます。

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サンプルプロジェクト・ファイル
Parsecサンプルトラック
Parsec ボコーダーサンプル

Parsecオペレーション・マニュアル
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ParsecMIDIコントローラー・チャート
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